【NFT】楽天NFTとは?5つの特徴と3つの問題点

楽天といえば「楽天市場」「楽天モバイル」「楽天銀行」「楽天証券」「楽天トラベル」などさまざまなサービスを展開しており、もはや知らない人はいない企業ですよね?

そんな楽天が2022年2月25日から新たなサービス「楽天NFT」を開始しました。

そうです!いま世界中で話題になっている「NFT」業界に参入したのです。

本記事では楽天NFTとは何なのか。何ができるのか。他のNFTが売買されているプラットホーム(取引所)と何が違うのかをどこよりも簡単に分かりやすく解説していきます。

もしあなたが、NFTについてよく分かっていない方であったとしてもこの記事を読むことで「楽天NFT」のことが分かるようになります。

逆にNFTについて詳しい方であるならば、楽天NFTの画期的な点にすぐに気づくはずです。

この記事を読むと分かること
  1. そもそもNFTとは何か
  2. 楽天NFTの5つの特徴(他との違い)
  3. 楽天NFTの3つの問題点
  4. 楽天NFTの今後の展望

NFTとは

NFTとは簡単に言うと「世界に一つだけのデジタルデータ」です。

SMAPの歌みたいになってしまいましたね!笑

NFTとはデジタルデータにブロックチェーンの技術を用いてシリアルナンバーのようなものをつけて、そのデータを世界に一つだけのものにするのです。

簡単に言えば大谷翔平選手のサイン入り野球ボールのようなものです。

ただの野球ボールには希少価値はないですよね?そこに大谷翔平選手のサインがあったらどうでしょうか?

希少価値が生まれその価値は何倍にも膨れ上がりますよね?

今までデジタルデータは「コピー」できて当たり前でした。

よってオリジナルのデータなのか、コピー品なのか分からないため、希少価値が発生しにくい状況でした。

しかし、NFTの技術により「オリジナルのデジタルデータですよ」と証明できるようになったことが革新的なのです。

NFTについて更に詳細に知りたい方は下記記事をご覧ください。

楽天NFTの5つの特徴

楽天NFTの特徴は以下の5つです。

楽天NFTの6つの特徴
  1. ショップでNFTを購入可能
  2. 個人間でNFT取引が可能
  3. 楽天IDがあれば誰でもNFTの売買が可能
  4. クレジットカード決済が可能
  5. 楽天ポイントが使える&貯まる

上記5つの特徴について簡単に説明していきますね。

①ショップでNFTを購入可能

楽天NFT公式HP」より引用

楽天NFTの特徴の1つ目は「ショップでNFTを購入可能」です。

これは分かりやすいと思いますが、各NFTを取り扱っているショップから直接NFTを購入できるということです。

例を挙げるなら「楽天市場」のようなものですね。

「楽天市場」というプラットフォーム(販売所)に掲載されている各ショップの商品を閲覧し気になる商品を購入する感覚と似ています。

「楽天NFT」でも同様に「楽天NFT」というプラットフォームに出店しているお店のNFT商品が購入可能となるのです。

楽天NFTでは「楽天市場」のようにNFTが購入可能!

②個人間でNFT取引が可能

楽天NFT公式HP」より引用

楽天NFTの特徴の2つ目は「個人間でNFT取引が可能」です。

これも分かりやすいと思いますがNFTを所有している個人の方が出品し、それを個人が購入できるということです。

フリマアプリの「楽天ラクマ」や「メルカリ」と同じようなものですね。

これを専門用語で「二次流通」と呼びます。

お店から購入しするのを「一次流通」、その後、購入した製品を個人が再度売りに出すことを「二次流通」と言います。

つまり「楽天NFT」ではNFTの一次流通も二次流通も可能。ということですね!

楽天NFTでは「楽天ラクマ」や「メルカリ」のように個人間取引が可能!

③楽天IDがあれば誰でもNFTの売買が可能

楽天NFT公式HP」より引用

楽天NFTの特徴の3つ目は「楽天IDがあれば誰でもNFTの売買が可能」なことです。

楽天NFTの最大の特徴はこの「楽天IDがあれば誰でもNFTの売買が可能」という点です。

通常、NFT作品を購入したり販売しようとする場合は専用のプラットフォーム(取引所)での取引が基本となります。

例えば世界最大のNFTプラットフォームである「OpenSea」は下記手続きが必要となります。

OpenSeaを利用するための手順
  1. 国内取引所の口座を開設する
  2. イーサリアムを購入する
  3. MetaMaskを準備する
  4. イーサリアムをMetaMaskへ送金する
  5. OpenSeaの登録する

「、、、何を言ってるの?」という状態ですよね?笑

そうなんです。通常は、NFTを売買するためにはそれなりの知識と準備が必要なのです。

そうなると難しくてよく分からないし、利用するのが怖いですよね?

それに対し楽天NFTは「楽天ID」さえあれば楽天市場のように簡単にNFTの売買が可能となります。

よって、一般層も参加できる「楽天NFT」は画期的だと言えるのです。

楽天NFTは「楽天ID」さえあれば特別な知識や準備が必要なくNFTの売買が可能!

④クレジットカード決済が可能

楽天NFTの特徴の4つ目は「クレジットカード決済が可能」なことです。

楽天IDで取引が可能に続き、これも画期的と言えます。

通常、NFTの取引は暗号資産(仮想通貨)で行うことが一般的です。

その場合、本記事内「楽天IDがあれば誰でもNFTの売買が可能」でも記載した通り、様々な手続きが必要です。

しかし、「楽天NFT」の場合、クレジットカード決済が可能なのです。

楽天市場などのネットショッピングと同様にクレジットカードで購入することが可能となればかなり簡単にNFTが買えますよね。

楽天NFTでは楽天市場のようなネットショッピングと同じようにクレジットカードで購入できる!

⑤楽天ポイントが使える&貯まる

楽天NFT公式HP」より引用

楽天NFTの特徴の5つ目は「楽天ポイントが使える&貯まる」ことです。

楽天NFTではNFT作品を楽天ポイントを使って購入することができます。また、クレジットカード払いした場合は、楽天ポイントもつきます。

普段の楽天市場と同じような感じでポイントを使ったり貯めたりできることは「楽天」が作り上げた「楽天NFT」ならではの特徴ですよね!

楽天NFTでは商品を購入時に楽天ポイントが使える!クレジットカードで購入した場合はポイントが貯まる

楽天NFTの3つの問題点

楽天NFTの問題点は以下の3つです。

楽天NFTの3つの問題点
  1. 楽天独自のブロックチェーン技術を採用している
  2. 楽天が作品や商品を削除可能
  3. 決済が暗号資産ではなくクレジットカード

上記3つの楽天NFTの問題点について解説していきます。

①楽天独自のブロックチェーン技術を採用している

楽天NFTの問題点の1つ目は「楽天独自のブロックチェーン技術を採用している」ことです。

少し難しい話になりますが、なるべく簡単に説明しますね。

一般的にブロックチェーンは「分散型システム」と言われるシステムを利用しています。

それに対し楽天NFTは「分散型システム」の対義語に当たる「中央集権型システム」を採用しています。

中央集権型システムとはその字の通り、ある大きな企業や集合体を中心としそのシステムが成り立っています。

例えば銀行や証券会社などの金融機関が「中央集権型システム」に該当します。

対して分散型システムとは、システムを様々な箇所に分散させその役割を担っています。

つまり、様々な箇所が機能することで大きな1つの機能(NFT取引所)を構築することです。

「中央集権型システム」の場合、その構造が閉鎖的(クローズ)になりがちです。

楽天が管理し楽天が運営するため、外部の目が行き渡りません。

極端な言い方をすれば、楽天が思うようにコントロールすることが可能となってしまいます。

逆に「分散型システム」はブロックチェーン上に重要なデータを紐づけ各個人が閲覧可能な状態となっています。

つまり、誰かが不正をしたりコントロールしようとしてもその他多くの人の監視の目がありできないということです。

難しい説明になってしまいましたね、、、誤解を恐れずもっと簡単に言います!

例えば私がみんなの見えないところで箱の中に何かを入れて「箱の中には何が入っているでしょうか?」

と尋ねれば誰も正解することはできませんよね?

私しか知り得ない情報なので当たり前です。これが「中央集権型システム」です。

では皆の前で箱の中に赤いボールを入れるところを見せたうえで「箱の中には何が入っているでしょうか?」

と尋ねれれば皆正解できるでしょう。更に私が「青いペンを入れた」と言ったとしても、私が嘘をついていることを皆が分かりますよね。

これが「分散型システム」です。

つまり「分散型システム」は情報が開示され、誰もが閲覧でき、改ざんが困難なシステムということです。

話を戻すと、楽天NFTは楽天独自のブロックチェーン技術を採用しており閉鎖的(クローズ)で「中央集権型システム」です。

楽天NFTは楽天独自のブロックチェーン技術を採用している。
閉鎖的(クローズ)で「中央集権型システム」のため、楽天がもし不正やコントロールしようとしても私たちには知り得ない情報となる可能性がある。

②楽天が作品や商品を削除可能

楽天NFTの問題点の2つ目は「楽天が作品や商品を削除可能」ことです。

本記事内「楽天独自のブロックチェーン技術を採用している」で説明した通り、楽天NFTは楽天独自にコントロールすることが理論上可能です。

よって、例えば楽天NFTの意にそぐわない作品や、何か問題があると楽天が判断した場合は商品の出品不可や、出品の取り消し措置が可能です。

自由度の高いNFTマーケットが求められている中、楽天の一存で作品や商品が削除できるという点が問題ではないでしょうか。

③決済が暗号資産ではなくクレジットカード

楽天NFTの問題点の3つ目は「決済が暗号資産ではなくクレジットカード」です。

これは正直に言うと、考え方により賛否両論です。

賛成派
賛成派

楽天NFTでNFTを購入するときに暗号資産よりクレジットカードの方が簡単だよね?

反対派
反対派

そもそもNFTは暗号資産で取り引きできることで人気が出たんだよね?

暗号資産が使えないならNFTと言えないんじゃない?

となる可能性が高いです。

賛成派の意見も反対派の意見もどちらも正解なのです。

日本国内でNFT事業を行おうとすると法律の縛りで「暗号資産での取引」はかなり難しいものがあるのです。

そこで楽天はクレジットカード払いを選択したのですが、OpenSeaやFoundation等で取り引きしているNFTガチ勢からは「納得いかない」という声が上がっているのです。

楽天NFTの今後の展望

楽天NFTは今後どうなっていくのでしょうか。

楽天NFTの最大の武器は国内1億人の楽天会員、世界でグループ利用者数16億人という「認知度の高さ」です。

良く知らない企業の良く知らないNFT事業ではなく、「あの楽天」が運営する「楽天NFT」ということが武器なのです。

つまり、NFTを全く知らない人やNFTって言葉は聞いたことあるといった方がNFTに実際に関わる入り口を提供するにはもってこいな企業と言えるでしょう。

日本国内の一般層にはまだまだ認知度も注目度も低いNFTを日本中に広めるのは楽天NFTではないでしょうか。

楽天グループに投資するには?

楽天グループの株式を購入するのにおすすめな証券会社は以下の2つです。

楽天グループ株を購入するのにおすすめな2つの証券会社
  1. SBI証券
  2. LINE証券

上記2つの証券会社についておすすめな方とその特徴を解説しますね。

SBI証券

SBI証券での購入がおすすめな方は「様々な株式に投資を積極的にしたい方」です。

SBI証券は1999年にインターネット取引サービスを開始した、日本におけるインターネット証券の先駆けの証券会社です。

老舗なだけでなく「業界最高水準のサービス」を提供しています。

SBI証券の3つの特徴
  • 業界屈指の格安手数料
  • 国内株式 個人取引シェアNo.1
  • 100万円までなら手数料0円!更に20~25歳は国内現物手数料が0円
  • IPO実績 ネット証券最多
  • NISA口座開設者数180万超 主要ネット証券No.1
  • 取扱投資信託の本数 2,680本 買付手数料「無料」

SBI証券最大の特徴は「業界屈指の格安手数料」です。

あなたがもし、これから様々な株式に投資を考えているのであれば手数料の安さは重要な項目となります。

手数料の安いSBI証券での口座開設をおすすめします。

LINE証券

LINE証券での購入がおすすめな方は「簡単且つ気軽に小額投資をしたい方」です。

LINE証券の特徴は以下5つです。

LINE証券の5つの特徴
  • 1株単位で数百円から株が買える
  • LINEポイントを使って投資ができる
  • 業界最低水準の取引コスト
  • 平日21時まで取引できる
  • 申込から最短翌営業日で口座開設できる

LINE証券の最大の特徴は「LINEアプリで数百円から有名企業の株が買ること」です。

証券会社のサイトからの操作ではなくLINEアプリ内の操作なので直感的に分かることから特に若者(Z世代)からとても人気があります。

あなたがもし株をやったことはないけど、少し興味があるのであれば「LINE証券」が最もおすすめです。

LINE証券口座開設

まとめ

楽天NFTは2022年2月25日からサービスが開始されています。

楽天NFTではショップからの購入も、個人間取引も可能なNFTプラットフォーム(取引所)です。

楽天IDとクレジットカードさえあれば誰でも売買可能であり、今後一般層から支持され爆発的に人気が出る可能性が高いと予想されます。

楽天が利益回収フェーズに入り株価が暴騰する前に楽天グループの株式を購入してみてはいかがでしょうか。

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