bitbankの手数料がマイナスなのはなぜ?カギはメイカー取引!

bitbankのテイカー取引は-0.02%の取引手数料です。

手数料がマイナスということは取引のたびにあなたに報奨金が支払われるなんて驚きですよね?

なぜ、そんなマイナス手数料を導入しているのでしょうか?

結論から言うと、その理由はbitbankが報奨金を支払ってでも板を厚くして流動性を上げたいからなんです。

少し難しい言葉になってしまいましたが、要は買い注文や売り注文がたくさんある状態を作っておくことが重要となります。

そうすることで売買したいタイミングで誰もが安心して売買できる環境となり投資家達の安心材料となるのです。

また、bitbankでビットコインを含む様々な仮想通貨を取引した場合のオトク度計算をした結果、衝撃的な事実が分かりました。

それは他の暗号資産取引所と比較し1年間で約15万円もbitbankの方がオトクということです。

詳しい計算方法も本記事内でしっかりと触れていきますので是非ご覧ください。

この記事を読むと分かること
  • bitbankのメイカー取引がマイナス手数料なのはなぜか
  • bitbankでビットコインを取引した場合、年間で15万円もオトク!
  • bitbankでメイカー取引のみ有効にする方法
  • bitbankでメイカー取引手数料がマイナスとなる15の仮想通貨(暗号資産)
  • bitbankの出金手数料比較結果【10社】
  • bitbankの送金手数料比較結果【10社】
  • bitbankの口座開設方法について
bitbank

bitbankのメイカー取引がマイナス手数料なのはなぜ?

bitbankのメイカー取引がマイナス手数料なのは「メイカー取引は流動性をもたらすから」です。

更に、メイカー取引がマイナス手数料であることで私たち暗号資産(仮想通貨)投資家も、bitbank側も得するwin-winな関係となるのです。

私たち投資家がマイナス手数料だとメリットなのは取引するたびに通常は発生する手数料が逆に報奨金として発生することですよね。

ではなぜbitbank側もメイカー取引のマイナス手数料で得をするのでしょうか?

それは先ほども少し出ましたが「流動性」がカギとなります。

流動性とは?
流動性とは金融資産をどれだけの期間で換金(現金化)できるか、換金のしやすさの程度を示す言葉です。
流動性とは暗号資産(仮想通貨)に関わらず投資関連で一般的に使われます。

暗号資産(仮想通貨)投資に関わらず株式投資でも同じですが、金融資産の流動性は投資対象の判断材料としてとても大事な指標となります。

下の画像をご覧ください。

この画像はある株式の板情報ですが「板が厚い」銘柄と「板が薄い」銘柄、あなたならどちらの方が安心して投資できると考えますか?

もちろん、板が厚い銘柄ですよね?

その理由は板が厚い方が暴落するリスクも少ないし、あなたが取引したいときに取引したいだけの量の取引が可能となるからですよね。

暗号資産でも同じことが言えます。なるべく板に多くの注文がある状態を作ることで流動性を高め、投資家からの信頼を得られるのです。

メイカー取引であれば板に注文が反映され板が厚くなりますよね。

板を厚くすることがbitbankの狙いであるので、マイナス手数料で投資家達に報奨金を支払うメリットがあるのです。

よってメイカー取引のマイナス手数料は投資家にもbitbankにもwin-winな関係となるのです。

メイカー取引とテイカー取引とは

bitbankの取引所での取引方法はメイカー取引とテイカー取引の2種類があります。

bitbank公式での双方の説明は以下の通りです。

メイカー(Maker)とは、板に流動性を提供する注文です。
一般的には、メイカー注文は注文した後に直ちに約定されず、オーダーブックに並ぶ注文となります。(指値注文はメイカー注文とは限らない)

bitbank公式「メイカー/テイカーとは?」より引用

テイカー(Taker)とは、既に板に並んでいる注文を約定させる注文です。
一般的には、テイカー注文は注文した後すぐに約定されます。(成行注文はすべてテイカー注文)

bitbank公式「メイカー/テイカーとは?」より引用

メイカー取引とは指値注文もしくは逆指値注文で注文時にその注文が板に並んだ後に約定した取引のことを指します。

指値注文や逆指値注文でも注文時に即約定する場合はメイカー取引ではなくテイカー取引となるので注意しましょう。

指値注文/逆指値注文でテイカー取引となる4つの例
  1. 現在価格より高い価格での指値買い注文
  2. 現在価格より安い価格での指値売り注文
  3. 現在価格より安い価格での逆指値買い注文
  4. 現在価格より高い価格での逆指値売り注文

価格が乱高下中に現在価格付近で指値注文をした場合、価格が大きく動き即約定しテイカー取引となる場合があるので注意しましょう。

bitbankでビットコインを取引した場合のオトク度計算!1年間で15万円

bitbankでビットコインを取引した場合のオトク度計算の結果は1年間で約15万円です。

bitbank以外の暗号資産取引所で取り引きした場合と比較したときに1年間に15万円も違いがあるなんで驚きではないですか?

では実際の計算例を見てみましょう。

【計算条件】
デイトレードで1日1回ずつ買いと売りをする
1回の投資金額は100万円
比較する暗号資産取引所は人気のあるCoincheck
bitbankの取引手数料:-0.02%
Coincheckの取引手数料:0%

bitbankの手数料計算
100万円×2(1日の売買回数)×(-0.02%)×365=-14.6万円

つまり1年間に14.6万円の報奨金がbitbankからあなたに支払われるんです!

Coincheckの場合は手数料が0%なので手数料は無料ですよね。

よってbitbankとCoincheckの取引手数料の差は年間で約15万円bitbankの方がおトクということになります。

同じものの売り買いをして年間に15万円も差が発生するのはとても大きいとは感じませんか?

投資金額や売買回数により左右されますが、bitbankのテイカー取引であれば手数料の面において必ずあなたがトクをするのでおすすめです。

テイカー取引手数料-0.02%は国内の主要暗号資産取引所の中で最も高い還元率です。

テイカー取引をするのであればbitbankでの取引をオススメします。

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bitbankでメイカー取引のみ有効にする方法

bitbankでメイカー取引のみ有効にする方法は注文画面にある「Post Only」にチェックボックスにチェックを入れるだけです。

bitbankでは2021年4月1日から必ず「テイカー取引」となるPost Onlyを導入しています。

詳しくは下記をご覧下さい。

PostOnly注文とは、指値注文が即時約定せず、必ずMake注文となる注文方式です。
PostOnly注文を利用すると、注文約定の即時性を犠牲にする代わりに、有利な取引手数料で取引を執行することが可能となります。

ビットバンク株式会社公式「PostOnly注文(ポストオンリー注文)の提供開始に関するお知らせ」より引用

仮にメイカー取引とならない注文した場合はその注文は約定せず自動的にキャンセル扱いとなります。

Post Onlyであれば確実にメイカー取引となり、必ずマイナス手数料となるのでありがたいですよね。

bitbankでメイカー取引手数料がマイナスとなる15の仮想通貨(暗号資産)

bitbankでメイカー取引手数料がマイナスとなる15の仮想通貨(暗号資産)は以下の通りです。

コインメイカーテイカ―
BTC/JPY
(ビットコイン/日本円)
-0.02%0.12%
XRP/JPY
(リップル/日本円)
-0.02%0.12%
XRP/BTC
(リップル/ビットコイン)
-0.02%0.12%
LTC/JPY
(ライトコイン/日本円)
-0.02%0.12%
LTC/BTC
(ライトコイン/ビットコイン)
-0.02%0.12%
ETH/JPY
(イーサリアム/日本円)
-0.02%0.12%
ETH/BTC
(イーサリアム/ビットコイン)
-0.02%0.12%
MONA/JPY
(モナコイン/日本円)
-0.02%0.12%
MONA/BTC
(モナコイン/ビットコイン)
-0.02%0.12%
BCC/JPY
(ビットコインキャッシュ/日本円)
-0.02%0.12%
BCC/BTC
(ビットコインキャッシュ/ビットコイン)
-0.02%0.12%
XLM/JPY
(ステラルーメン/日本円)
-0.02%0.12%
XLM/BTC
(ステラルーメン/ビットコイン)
-0.02%0.12%
QTUM/JPY
(クアンタム/日本円)
-0.02%0.12%
QTUM/BTC
(クアンタム/ビットコイン)
-0.02%0.12%
BAT/JPY
(ベーシックアテンショントークン/日本円)
-0.02%0.12%
BAT/BTC
(ベーシックアテンショントークン/ビットコイン)
-0.02%0.12%
OMG/JPY
(オーエムジー/日本円)
-0.02%0.12%
OMG/BTC
(オーエムジー/ビットコイン)
-0.02%0.12%
XYM/JPY
(シンボル/日本円)
-0.02%0.12%
XYM/BTC
(シンボル/ビットコイン)
-0.02%0.12%
LINK/JPY
(チェーンリンク/日本円)
-0.02%0.12%
LINK/BTC
(チェーンリンク/ビットコイン)
-0.02%0.12%
MKR/JPY
(メイカー/日本円)
-0.02%0.12%
MKR/BTC
(メイカー/ビットコイン)
-0.02%0.12%
BOBA/JPY
(ボバネットワーク/日本円)
-0.02%0.12%
BOBA/BTC
(ボバネットワーク/ビットコイン)
-0.02%0.12%
ENJ/JPY
(エンジンコイン/日本円)
-0.02%0.12%
ENJ/BTC
(エンジンコイン/ビットコイン)
-0.02%0.12%

bitbankで取り扱っている15銘柄全てテイカーの取引手数料は-0.02%

bitbankの出金手数料は高い?10社比較

結論から言うと、bitbankの出金手数料は高いです。

日本円を出金する際の手数料を10社調査し表にまとめましたのでご覧ください。

順位取引所出金手数料
1位GMOコイン無料
1位DMM Bitcoin無料
1位BITPOINT無料
4位SBI VC Trade0~145円
5位LINE BITMAX110~400円
6位bitFlyer220円~770円
7位Huobi330円
8位Coincheck407円
9位bitbank550円/770円(3万円以上)
10位Liquid700円

今回調査した10社の中でbitbankの出金手数料は9位です。出金手数料は高い部類に入るでしょう。

基本的には日本円として出金することなく、投資を繰り返すのであればテイカー取引でマイナス手数料の制度があるbitbankがおすすめです。

bitbank

もしあなたが、頻繁に日本円として出金したい場合はbitbankをオススメはできません。

その場合は出金手数料が無料で総合的に優れていているGMOコインで口座開設しましょう。

bitbankの送金手数料は高い?10社比較

結論から言うと、bitbankの送金手数料は高いです。

ビットコインを送金する際の手数料を10社調査し表にまとめましたのでご覧ください。

順位取引所送金手数料
1位GMOコイン無料
1位DMM Bitcoin無料
1位BITPOINT無料
1位Liquid無料
1位SBI VC Trade無料
6位bitFlyer0.0004 BTC
7位Coincheck0.0005 BTC 
7位Huobi0.0005 BTC 
9位bitbank0.0006 BTC
10位LINE BITMAX0.001 BTC

今回調査した10社の中でbitbankの送金手数料は9位です。送金手数料は高い部類に入るでしょう。

暗号資産(仮想通貨)を頻繁に送金せずに、投資を繰り返すのであればマイナス手数料のテイカー取引があるbitbankがおすすめです。

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しかし、もしあなたが頻繁に送金するのであれば送金手数料が無料且つ出金手数料も無料のGMOコインをおすすめします。

bitbankの口座開設方法は?

bitbankの口座開設方法については下記記事にて詳しく解説しております。

気になる方は是非ご覧ください。

まとめ

bitbankのテイカー取引(指値注文)でマイナス手数料を導入しているのは、テイカー注文を多くすることで板の厚みを増し、流動性を高めるbitbankの狙いがあるからです。

私たち投資家としても-0.02%の取引手数料で報奨金が貰えることから、win-winの関係となりとてもおトクなシステムですよね。

もしあなたが短期的に多くの取引をするデイトレードやスキャルピングをするのであれば取引手数料が-0.02%のbitbankは最もオススメできる取引所です。

逆に一度買ったら長期保有するタイプであるならば出金手数料や送金手数料などその他の手数料も安いGMOコインで口座開設しましょう。

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